Kさんち

Kさんち昨日は、家を建ててくれた小井田設計室の方々と、同じく小井田設計室によって家を建ててもらったKさんご夫妻が遊びに来てくれました。Kさんの家は我が家よりもずっと前、小井田康和さんがご健在の時に設計していただいた住宅。途中で体調がおもわしくなくなり、後を継いだのが我が家を設計してくれた関島さんでした。はじめてKさんちを訪問し、住まいと家具や雑貨、美術品が醸しだすそのしっとりとした雰囲気に感動し、「ぜひともこの家を担当した方にお願いしたい!」と伝えたのがはじまり。家を建ててからもうすぐ3年。こうやって事務所の方が遊びに来てくれたり、ちょくちょく様子を伺いに来てくれることが本当にうれしい。そして、建物は違うけれど、こうして「住まい」に関して同じ価値観をもつ家族とつながれるのもまた楽しい。昨日は、そんなことを実感したひと時でした。それにしても、生前の小井田康和さんを知っている皆さんの口からでてくる小井田さん像がすごい。さささっとスケッチを描いて仕上げること。大枠はあっという間に出来上がること。一度、でき上がったらほぼ施主からの口出し?はさせないこと(笑)何事も、感覚で生きていたこと。お酒とたばこをこよなく、そして、病に伏してもこの2つはあきらめなかったこと。一度でいいから、お会いしてみたかったな。

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