残りものには福がある。

昨日はボジョレーヌーヴォー解禁日。我が家もこの街のお祭り雰囲気に少しあやかろう・・・と、開けたのが写真のワイン。「Philipe Pacalet Vin de Primure 2006」そう、ヌーヴォーといっても2006年のものです。2006年、妊娠がわかっていながらも思わず買ってしまったワインがそのまま眠っていたもの。フィリップ・パカレといえば、自然派ワインの中でもカリスマ的な存在の造り手。以前に彼のヌーヴォーを飲む機会があり、私の中でのヌーヴォーのイメージをいい意味で覆してくれたワインです。そんな彼のワインだから、たとえ2006年のヌーヴォーであっておいしい・・・ハズ。飲んだ第一印象。→「あれ・・・微炭酸、けっこう感じる。あれれ、ちょっとピリ?」             もしかして、やってしまった??しかし、しかし、コルクを開けてほんの10分置いて再び飲み始めたらおいしい~。さっきの酸味はどこへやら、ラズベリーの甘い香りがぷわ~んと漂ってきました。軽いには軽いけれど、なめらかというか、うーん、なんというのでしょう。チャーミング?(こんな言葉使うのも恥ずかしいけど・・・)とでもいうのかなぁ。何しろおいしくてほっとしました。
そして、このワインと一緒に食べたのが、スーパーで大きな大きな舞茸が株売りしていたのできのこたっぷりソースのパスタを作りました。エリンギ、舞茸、しめじ・・・そして僅かながらの残りもののポルチーニ茸(ドライ)。ポルチーニは僅かながらにしてもその存在感は充分すぎるくらい香りを漂わせてくれました。もちろん、子もまったく同じメニューを完食1歳にしてポルチーニだなんて、なんて贅沢なんだ。きのこソースといってもトマト缶が少し入るため赤茶色のソースとなり、見た目的には私の好きなラグー系の装い。味もこくがあります。たっぷりと10人前作り、後は冷凍庫へストック!このソースをお湯で薄め、野菜を放り込み、仕上げにパルミジャーノをふれば立派なスープが簡単にできあがり~。ランチにはとっても役にたちます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「残りものには福がある。」ワインにしろ、ポルチーニにしろ、信じてよかった!

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