アーユルヴェーダを学ぶ


昨年末に、「アーユルヴェーダを学ぶ」といっておりましたが…
1月から6月にわたり約半年の間、ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダにおいて、その概念や基礎知識についてぎゅっと学ばせていただきました。

「生命は、心、体、五感、魂の結合体である」

と、アーユルヴェーダでは説いています。こうきくとスピリチュアル的な部分が強く思われるのですが、学べば学ぶほど、より現実的で当たり前のことを詳しく説いています。「スピリチュアルな部分に科学の柱がたっている」と友人が表現していましたが、まさにその通りの感覚を受けました。柔軟で偏りのないその考えは、知らなければ知らないで終わること、しかし知っているととても役に立つ知識であると思っています。

人は生まれ持ったオリジナルの性質(プラクリティといい、これは不変)をもっており、そのバランスが崩れると現在の症状として現れる(いまの性質の状態をヴィクリティといい、こちらは変化するもの)。ならば、その性質の中身を知り、質に合わせたケアをす季節ることで改善でき予防もできる。ケアすることの大切さを改めて気づかせてくれました。

アーユルヴェーダというと「ヴァータ、ピッタ、カパ」という3つの性質がよく聞かれますが、みな人はそれぞれに生まれ持った質のバランスをもっており、そのバランスが崩れると病になるという考えです。自分の性質を知ることで、これまで漠然と悩んでいたことが「性質」によるものだと理解できると、あとはバランスを整えるための自分のためのケアをするのみ。それは食事からはじまり、起きる時間や寝る時間、季節や1日単位でちょっとしたことに気をつけること。「生活する術」とでもいうのでしょうか。「術」は偉大なり、です。

次は、栄養学について詳しく学びたいところですが、学んだことをいったん消化するためにも一度休憩します笑。

学校で先生が最後に、「知っている人は、知らない人へ伝える責務があります」と言っていました。わたしが知りえたものは今後、あらゆる場面でみなさんにお伝えできればと思っています。


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