▲歩く記録
今回の山は、ヨガの先生をしている @happy.tsuya さんが開催してくれた「山+ヨガ」を楽しむというすばらしい企画。室内でヨガをしていても気持ちが落ち着き、清々しさを感じるけれど、それを大好きな山でできるなんて想像をしただけでわくわくする。わたしのやりたいことリストの一つが、この日クリア。
御岳山は子どもの頃から遠足で親しんでいる山ではあるが、ケーブルでさくっと上まで上がれ、神社や解放感抜群の見晴らし台、さらにロックガーデンという沢沿いを歩けるコースを堪能できる。
ただ、私が住んでいる場所からちょっと遠いのが難点。公共交通機関でいくとなると乗り換え5回ほど、にして2時間以上かかってしまう。その為、基本的には車でいくことになる。御嶽駅近くには、クラフトビールが飲めるお店や近隣には日本酒の蔵元などがあるので、できることなら電車をおススメします。
今回は先生含めメンバー4人。初対面の方もいるけれど「山+ヨガ」の企画に参加する人=絶対に良い人、と勝手に思っているので、何の心配もなかった。そして、案の定、まったく違和感なくこの時、この場で出会った4人で”今”という時間を堪能してきた。
ヨガの時間は、先生のリードと共に流れと共に、そして今回はありんこ達と終始まどろみながら過ぎていった。太陽の光が数分で顔を移動し、鳥が鳴き、そよそよと風の音がする。寝ころんだ背中からは地面の温かさを感じる。私はいま、御岳山の大地にいるんだと思うだけで、身体がどっしりと根付いていくような感覚になる。
その後、急な鉄の階段必死に登り、間もなくすると水の音がする。大きな苔むした岩がゴロゴロとある。よく見るとその苔こには小さな花が咲いている。こうした所に特に自然の神秘さを感じる。飛び石を何度か渡り、沢沿いで休憩時間。若葉を抱えた木々を見上げ、ちょろちょろと流れる水の音を聞きながら、珈琲をのみただぼ~っとする時間。幸せだ。
そうそう、今回のごはんタイムはいつにも増して充実していた。先生がヨギーである私たちの為に、ビーツのポタージュとデーツ入りお菓子を作ってきてくれた……。重かったであろう荷物のこととそのお気持ちに感謝。そして、アーユルヴェーダも学ばれた先生が日常的にこうして食へ取り入れている姿をみて、刺激もいただいてきた。
今回の山旅はいつもとは違うスタイルであったけれど、誰とどの山へ行こうとも、追い求めるものが同じであれば、そこに違いはないということ。さらに、いつ訪れても神々しさと安堵感を感じさせてくれる御岳山に惚れ直しました。次は、長尾平で昼寝をしに行こう。
車▶︎滝本駅(ケーブル)▶︎御岳山駅▶︎長尾平▶︎七代の滝▶︎天狗岩▶︎ロックガーデン▶︎綾広の滝▶︎御岳山駅
山ごはん:筍ごはんおにぎり、ビーツポタージュ、デーツとドライフルーツのおやつ、米粉のケーキ、チャイ
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