▲歩く記録 ローバイの丘、白山順礼峠コース/厚木市・神奈川県


2024.2.4 立春 

今年やりたいことの一つが「山サークルに参加する」こと。この2カ月はどこにも登っておらず、体力が相当落ちている。そこに、はじめましての方々と登るなんて……と思う自分もいたけれど、冬の山の中に身をうずめたいという気持ちと、立春という暦の効果もあり、子どもの受験が落ち着いてすぐにえいや!と参加してきました。

それにしても何十年ぶりの感覚だろう。駅で初めての方々と合流するという変な緊張感。メンバーは5人、当たり前だが、みな登山ルック。直感で安心感が湧いた。大丈夫だ。

本厚木駅からバスでローバイの丘へいき、白山順礼峠コースを歩く。今年は蝋梅は見れないかなと諦めていただけに、とてもうれししい。見頃は過ぎていたものの、香りもまだ十分にある。

蝋梅を見た後は、登山コースに入る。標高こそ低いけれど、それなりの上りもあり、久しぶりに歩いた私は息切れが激しい。このコース、以前にも友人と2人で歩いたことがあるところだが、その時は静まり返った森の空気を浴びていた。今回は、人と話をしながら歩くことに集中していたせいかまた違った表情をみせている。どっちがよいかということではなく、いろいろな楽しみ方があることに気が付く。

白山山頂でお昼休憩。気温3℃、寒い!さくさくと各自、お昼を用意し食べ始める。はじめての方ばかりなのに、共通点の「山」があるからか不思議なほど緊張をしない。一緒に山を歩くという行為が、距離を縮めているのかもしれない。

復路は白山順礼峠をさくさくと歩く。出発が遅かったこともあり、麓についたのは15時を過ぎていた。世代が近いこともあり、昔のアイドルの話に花が咲く。なんだか不思議な感覚。みなで本数の少ないバスを待ち、駅へと向かった。

普段は自分や友人と一緒に考えたコースを歩くが、今回は主催者の方が考えた道を歩いた。道のり、トイレ休憩の場所、休憩時間、交通手段など全てお任せであるが、その時の状況により柔軟に対応をしてくれる。そのことがとても新鮮だった。「人に合わせる」ということは、ストレスにもなりうるけれど、自分が知らない場所へ行き、新しい自分に出会えたりすることは時に喜びに変わる。

小田急本厚木駅(バス)▶︎飯山観音▶︎ローバイの丘▶︎桜山▶︎白山▶︎巡礼峠▶︎七沢森林公園(バス)▶︎小田急本厚木駅

山ごはん:モンベルの3分ごはん「リゾッタ」、揚げなす味噌汁

サーモスの山専ボトル初使用。熱々!


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