気になる人

最近、とくに気になる人、建築家「中村好文」さん。この方、著名な方だったんですね・・・お恥ずかしながらまったく知りませんでした以前、何かの雑誌でこの方が建てた家をみて、いいなぁ~と何気に思ってました。そして、この前、久しぶりに本屋へ出かけ見つけたのが「住宅の手触り」。中村好文さんをはじめ、12人の建築家の想いと設計した住宅が紹介されています。この中で、中村さんのページはわずかですがこの人好き!と思わせるところが随所にでてきます。まず、その顔。カラー写真ででてきますが、白髪交じりの顔に丸めがねといった風貌がなんだかとても好きです。理屈ぬきで雰囲気が好き。そして、・そこに住む人の暮らしと精神の身の丈にあった、背伸びもしないし、萎縮もしない、 肩肘張らずに暮らせるそんな家でありたい・依頼者が言葉にできなかった想いを形にする、それが僕の仕事・とがったもの、痛いもの、冷たいものが嫌い。手触りのよい素材がいい。・家の中、全部を撫で回すことができる「小屋」や「小住宅」に惹かれる。・大声を出して目立ちたがる家よりも、静かな声で普通に語りかえる家をつくりたい。などなど、うんうん、そうそう、と思わせる文章があちらこちらに。ほんの数ページを読んだだけであって、この中村好文さんという人についてはまだまだ何も知らないけれど、私の「知りたい!」病を久しぶりに掻き立てられました。有名な方だけあって、著書もいくつかあるようなので早速読んでみたいです。「気になる人」がいるというのはなんて楽しいんでしょ。

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