終わりました。/くらし部No.22 「うつわを繕う~新うるしの金継ぎ~」

くらし部No.22 「うつわを繕う~新うるしの金継ぎ~」
第1回、第2回終わりました。
このような時世の中で、ギリギリまで開くかどうか悩み
終わった後も正解のない判断に不安を覚えることもあります

しかし、
作られた場所も作った人もちがう多種多様な器たち
共通することはそれを使い、慈しみ
遺していきたいと願う持ち主の心
持ち主の思いが吹き込まれた器たちはさらに美しいです

偶然できた欠けや割れ、ヒビを隠さずに
金や銀で飾って景色と呼び
新たな美しさや価値を見出すという日本の美意識は
こんな時代の人の在り方にも通じる気がします

この器のように
多くの人たちがこれまで味わってきている不安、悲しみ、痛み…などあらゆるものが
どうか、行く末はわたし達自身を形成する糧となりますように。









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