清水牧場のチーズ

今から8年ほど前、長野県にある「清水牧場」さんのことを知りました。日本で、しかも長野で、ヨーロッパにあるようなおいしいチーズを作っているところがある!そして、そのチーズを買いたく、またどんな所で作られているのかが見たく、訪れたことがあります。私が訪れた頃は、長野県旧北佐久郡北卸牧村にありました。(現在は牛や羊たちのさらなる良い環境を求め、長野県松本市奈川というところへお引越しされたそうです)道を迷うこと、ようやくたどりついた所には小さな木造の販売所がぽつり。中にはこれまた小さなショーケースに手作りのチーズたちが並べれられていました。そして、家畜たちは広々とした緑溢れる草原の中で、むしゃむしゃと美味しそうに草を食べていたのを覚えています。なんとも気持ちいのよい場所でした。そこで買って、食べたのがこちらのチーズ。
「清水牧場 バッカス」長野県/ハードタイプ/牛乳(ブラウンスイス種)その時の記録「外観は固い外皮におおわれ、麦わら色。中身はアイボリー、ナッティーな香、緻密でしっとりとしている。味はやさしいミルクの味、素朴、旨味がすごいというよりはやさしい甘味あり」
「清水牧場 山のチーズ」長野県/ウォッシュタイプ(半硬質)/牛乳(ブラウンスイス種)その時の記録「外観は少し固めの外皮、黄色~オレンジ色、香りはかなり強い!(漬物臭)中身はアイボリー色、むっちりと弾力あり、所々に気泡あり。漬物臭もまだあり。味は外観ほど強い香りもせず、むっちりやわらかい。クリーミーで濃厚で食べやすい」********久しぶりに調べてみたら、清水牧場の「バッカス」にアルパージュものができていました。アルパージュとは、夏の間、高地放牧された牧畜からのミルクで作られたものという意味。青々とした若草やお花、ハーブをたっぷりと食べた牛のミルクは、香高く、ほんのりクリーム色で旨みもたっぷり。このおいしいミルクで作るチーズは当然のことながらおいしく、「アルパージュもの」として、通常のチーズより高めの値段が付けられます。昨年、日経新聞の「国産ナチュラルチーズランキング」でこの「バッカスドアルパージュ」が見事1位を獲得したとのこと。日本一おいしいチーズ、食べてみたい!! 

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